合格発表とそれまでの日々

試験翌日に、ある資格スクールの自動採点に解答を入力してみました。

しばらくするとメールが来て、そのスクールの合格点に達しているので、登録実務講習に申し込みできるという内容でした。早期割引があり、自動採点で合格点以上で、もし不合格なら全額返金されるというシステムの紹介でした。

それはそれで、とても魅力的ですが、私は合格しているかもしれないと思えることが何より嬉しく、夫にこの事を説明しました。でも、夫は「期待しすぎるとダメだったときショック大きくなるから、考えない方がいいんじゃない?」と。

確かにそうなんですが、でもでもやっぱり希望は持ってしまうし、少しでも合格ラインを低く言ってくれるサイトばかりを見てしまうのです。

たくさんの資格スクールの予想合格点をまとめた記事や、さらにその過去の実績から的中率まで調べてくれている記事など、ついつい検索してしまいました。

合格点ギリギリのラインに居るので、落ちたとしたら、たったの1問なんです。どうかどうか合格点が34点になりますように。私と同じようにギリギリラインに居る人が一人でも多く報われますように。ただただ、祈っていました。

試験が終わって、しばらくの間は疲れが取れず余裕がなかったのもあり、試験問題の解説などを見る気にはなれませんでした。

だんだん合格点予想の記事が更新されなくなってきた頃、やっと試験問題のどこをどう間違えたのか、ちゃんと確認しようと思い始めました。

迷って自信がなかった問題でも、いくつか正解しているものがあり、逆に間違えるはずがないと思う問題でミスをしていたりしました。

ミスの原因は例えば、誤っているものを答える問題なのに、選択肢ひとつひとつの正誤を判断している間に、ひとつしか正しくないと判断してしまい、それを解答してしまったケースです。4つの選択肢の中で、残り2つくらいで悩むことは多くあると思うのですが、3つ誤ってると思ってしまい、残りが答えだ!という思考回路が作動してしまったのです。

後から、落ち着いて問題を見て、絶対に誤っている選択肢がわかっているのに選択してない自分に驚いたのですが、そういえばアプリで問題を解いているときも、そういうミスはあったなと思い出しました。

一通り後悔した後、それでも子育てしながら、ここまで頑張ったんだし…と少しふっ切れて、合格発表の日を待つようになりました。

運命の12月1日。
その前夜の12時頃に、実は合格点が発表されるのです。真っ暗闇でひとり検索してみると、

合格点34点

やりました!一発合格。家族はみんな寝てるので、喜びを胸にぐっすり眠りました。

翌朝、夫に報告。家族をみんな送り出した後、不動産適正取引推進機構のホームページから、合格発表を確認。間違いなく、私の受験番号がありました。

その夜は、テイクアウトのお寿司を食べて、家族でお祝いしました。

後日、無事に合格証書が届きました。

勉強して良かった!過去の挫折も無駄にならなかった!久々に自分を褒めたいと思いました。

そして、次は登録実務講習です。宅建士への道はまだ続きます。


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