宅建合格後、過去の不動産取引を振り返ると…その2

家族で住んでいた一戸建ての借家から、大家さんの都合で立ち退くことになってから、しばらくは同程度、又はそれ以下の家賃の借家を探していました。

中古住宅の購入

そんな中、気になる売家を見つけました。当時住んでいた借家よりも5年くらい古いけれど、逆に家の状態は良く、今まで払っていた家賃の10年分でお釣りがくるぐらいの値段の中古住宅でした。

私は計算しました。10年後、家としての資産価値はほとんどないけれど、バス停が近く、繁華街までバスでも15分程度の場所にあり、土地の値段は上がることは期待しませんが、大幅に下がるとも思えない。

ということは、運良く修繕せずに10年住めたら元は取れるし、土地代分は資産として残ります。また、私達子どもは結婚して家を出るかも知れないけれど、その後高齢となった親は賃貸住宅を借りられないこともあります。それなのに、また大家さんの都合で立ち退くことになったら大変です。

アラサー独身で仕事に忙しく、あまり支出していなかった私は、ドーンと現金で家を買うことにしました。もちろん家族の了解を得て。

住んでいた借家が突然、売家として広告に載ってから、約2ヶ月で引っ越し先を決め、大家さんからは立ち退き料として家賃2ヶ月分を頂くことになり、引っ越し代は賄えました。

結果、この家は15年たった今も親が住んでおります。この間、給湯器の取り替え、長期入院のせいで水道管が凍結し破裂、地震により窓ガラスの割れ等があり、修繕も行いましたが、ずっと家賃を払い続けるよりは安くすんでいます。子どもを連れて帰れる実家があるのは、私にとっても良かったです。


境界の問題

購入を決意し、家の中を見せてもらったときに
土地の境界の確認もさせてもらいましたが、境界石は1ヵ所しかなく、一辺は隣家の塀があり、一辺はフェンスが立てられていましたので、なんとなく境界は予想できる感じでした。

境界を示すものがない場合、売主が測量会社に依頼し、ハッキリさせてから売るのが一番良いのですが、測量しないので、その費用分値引きするということもよくあるので、了承して売買契約をしました。


数年後、お隣に住んでいた方が家を売りました。その時に、きちんと測量を頼んだようでした。測量会社は、トラブル防止のため隣家の立ち会いのもと、足りない境界票を設置してくれます。

その時に隣家との境界が思っていたより内側だったことが発覚しました。隣家の塀までが自分の土地だと思っていましたが、50cmほど違っていて、購入前からあったフェンスと外物置が、なんと隣地にはみ出していたのです。

少し動揺しましたが、測量会社の方が念書に署名してもらえたら、今すぐ撤去しなくても良いと教えてくれました。つまり、はみ出した工作物を今後修繕又は再設置する時に、境界からはみ出さないことを約束すれば、新たな買い主の方はそれを了承するということでした。
古い住宅地では、よくあることなのだそうです。

宅建の勉強をして、取得時効というものがあることを学びました。長年、自分のものだと思いこんで占有していたら自分のものだと言える権利があるのです。しかも占有の継承ができるので、私の場合、幅50cmほどの隣地を自分のものだと思いこんでいた期間は2、3年ですが、元の持ち主の方がずっと前から物置等を建てて使っていた年数も含められるのです。

でも、それが発覚した時に、取得時効を知っていたとしても、この権利を主張することはしなかっただろうと思います。

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